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2014年のシーサーの方位(恵方)とは

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恵方巻きが、食べる時に向かう方位を重視するように、縁起物には方位を大切にするものが多くあります。

沖縄の文化に根ずく「シーサー」もその一つです。シーサーとは、魔よけの獅子の置物で、雄・雌二匹が対になったもの。正面向かって右にオスを、左にメスを置きます。オスは、口を開けていて福を招きいれるとされます。メスは、口を閉じていて、幸せを守り、あらゆる災難を受け入れないようにして守ってくれるとされています。

このシーサーには、屋根の上に設置するものから、玄関・室内用と大小様々なものがあります。

本家沖縄の民家では、屋根に設置しているところがありますが、魔よけの縁起物として購入した場合、方位を重視する考え方があります。

風水の考え方では、シーサーを家の守り神として玄関に置き、玄関の方位にふさわしいシーサーを選ぶことをすすめています。たとえば、東側に玄関があれば、赤色や金色のシーサーが良いそうです。

かたや、おみやげ物のシーサーも含め、小さな置物のシーサーも存在する中、邪気を祓うために置くのだから、室内に置いてはいけないとか、室内に置くなら玄関や門(入り口)の方向を向かせるべきだというように、諸説があります。

方位にはその年その年によって、吉凶があり、2014年の方位の吉凶も確かにあります。しかし、この吉凶方位は、生年月日や出向く目的等々、個人個人によって様々であり、こういった細かい吉凶に「家に置くシーサー」を合わせるのは不可能でしょう・・。

シーサーの淵源となる獅子の文化は、シルロードが盛んなりしオリエント時代に中国を経て沖縄に伝来したと言われます。さらに沖縄に伝来して早500年の歳月が流れているとのこと。この間、各国の様々な文化・思想の影響を受けて今日のシーサーがあるということです。

たとえば、恵方巻きの「恵方」という方位の考え方も、人類の悠久なる歴史の中の一つの考え方です。

ちなみに、本家本元の沖縄では【シーサーの置き方に決まりはない!】といっています。

シーサーの置き方と作法
http://www.shimancyu-koubou.com/seesaa/okikata.html

2014年もシーサーを置く方位は、門や玄関で外に向かって置く、ということで良ろしいかと存じます。