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快適な居住環境に関する初任者研修修了試験|筆記・練習・模擬問題

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こころとからだのしくみと生活支援技術のカリキュラムから、快適な居住環境に関する介護職員初任者研修修了試験の模擬問題と正解(解答)、及び、補足事項を記しています。

快適な居住環境に関する次の記述のうち、正しくないものを一つ選びなさい。

  1. 音に対する感覚は、同じ人でもその日の気持ちや状態によって、快・不快の感じ方が異なる。
  2. 室内において、乾燥した空気は皮膚を乾燥させたり、風邪をひきやすくするため、一定の湿度を保つようにする。
  3. コンクリートの建物は、自然換気が行われることから比較的換気する必要は少ない。
  4. 家具や家財が雑然と置かれた部屋でも、利用者にとっては意味のあることがある。
  5. ベッド上で過ごすことが多い利用者の部屋には、草花を飾り、季節感を感じたり癒しになるように配慮する。

正解:3

「コンクリートの建物は、自然換気が行われることから比較的換気する必要は少ない」は正しくない、ので正解。木造の建物は、気密性が低く、自然換気が行われるが、コンクリートのような気密性の高い建物の場合は、窓を開けて換気を行う。

快適な居住環境に関する模擬問題の【正しい】ものの補足

  • 「音に対する感覚は、同じ人でもその日の気持ちや状態によって、快・不快の感じ方が異なる」は正しい。好みでない音楽なら少し聞こえるだけでも騒音と感じてしまうように、人それぞれの感じ方が違うだけでなく、同じ人でも気持ちや状態によって、感じ方が異なる。
  • 「室内において、乾燥した空気は皮膚を乾燥させたり、風邪をひきやすくするため、一定の湿度を保つようにする」は正しい。室内の湿度を高めるために、加湿器の利用や、洗濯物やぬれタオルを干すなどの方法が考えられる。
  • 「家具や家財が雑然と置かれた部屋でも、利用者にとっては意味のあることがある」は正しい。安全な環境が維持できるようであれば、無理な片づけは控えてもよい。
  • 「ベッド上で過ごすことが多い利用者の部屋には、草花を飾り、季節感を感じたり癒しになるように配慮する」は正しい。

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