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恵方巻きのいわれ(由来)とは

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恵方巻きを食べるという慣わしの「いわれ(由来)」について述べています。

暦の上での季節となる春は「立春」の日から始まり、その前日が節分の日です。

関東方面では、節分の日に【豆まき】を行って厄落としをする慣わしがありますが、この同じ日に、関西方面では【太巻き】を食べる慣わしがあります。

節分の夜、太巻きをその年の【恵方】に向かって[無言]で、願い事を念じながら食べつくすことで[幸福]を呼ぶのだと言われています。

今や、この太巻きを食べる慣わしが【恵方巻き】を食べる慣わしとして全国的に広まっていますが、全国区になる前まで、「恵方巻き」という言葉がありませんでした。当初、節分に食べる太巻きは「丸かぶり寿司」とか「巻き寿司」と呼ばれていました。

恵方巻の「いわれ(由来)」には2種類ある

大手コンビニエンスストアセブン-イレブンの広島のフランチャイズのオーナーの発案によって、節分の太巻きが大ヒット。平成10年に全国で発売されることになったのですが、この時の太巻きの商品名が【恵方巻】であったと言います。

恵方巻」という名称の由来は、セブンイレブン命名した商品名であったということです。

さらに、太巻きを食べる慣わしのルーツをたどってみると、意外なことに、それほど古い慣わしではないことがわかりました。

ちょっとショッキングなのですが・・・。

関西の花柳界では、芸者さんなどの間で、節分の日に新香巻きを食べる習慣があったと言います。それは、新香巻きを「旦那様の・・・」に見立てての習慣であったと言います。

そして、この習慣からヒントを得た大坂の寿司店の店主が、その形をした海苔巻きを作って、『この海苔巻きを【恵方】に向いて食べると幸運が訪れる』と宣伝したのが始まり・・・

といわれているそうです・・。

日本の、そして世界の慣わしの中には、けっこうこの手のものがあるのかもしれませんね。

恵方巻きの由来には、【恵方巻】という名称の由来と、太巻きを食べる慣わしの由来(いわれ)の2種類があるということになります。