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節分・恵方巻き・バレンタインとコミュニケーション

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節分に豆まきで無病息災・厄払い、というのは昔からの全国的な風習です。ここに恵方巻きの風習が加わり、にぎやかな節分となりました。

バレンタインデーにチョコレートを女性から男性へという風習は完全に定着してしまいました。

恵方巻きとバレンタインについて、よく耳にするのが、商業ベースにまんまと載せられた・・というもの。そう言って悔しがりながらも、節分のバラエティー豊かな恵方巻きに手を出さない人は少なく、また、バレンタインに義理でもチョコレートを贈り、もらえないと焦る・・という現実があります。

恵方巻きとバレンタインについては、文句を言う人が居ますが、土用の丑の日のうなぎを食べる習慣(風習?にはまず文句を言う人はいません。もうこれは、出来れば必要だから「鰻を食べたい!食べよう!」というレベルだと思います。

ところが、この土用に丑の日の鰻についても、恵方巻・バレンタインと同様に商業ベースにのせられた風習であると言われます。様々な説があるものの、元をたどると由緒正しいいわれは特に無く、消費が落ち込みがちの夏場、鰻業界活性化のために考えられた広報宣伝であるという説が有力です(仕掛け人は解体新書の平賀源内であるそうです)。

商業ベースにのせられた、とは、恵方巻きで言えば、海苔の業界と流通小売業界が認知度の高い節分に行事食として恵方巻を普及させたということであり、流通小売業界の先頭に立ったのがセブンイレブンで、2014年で、普及開始から25周年を迎えます・・。

ともあれ、恵方巻きやバレンタインチョコの風習が定着したその前後の庶民の生活に目を向けてみたいのですが、どこがどう変わったか。

恵方巻・バレンタインもコミュニケーションツールに活用

文句が出る側面として、いらぬ出費が嵩むようになった、という人はやはりいらっしゃいますが、いわゆる、これらの【行事食】にからんで、あるいは関係して、様々なコミュニケーションが増えたことは事実であり、これについては悪い方向に働いているとは思えません。

会食・歓談の席には「食」がつきもので、ひとつの食物を前に、人はコミュニケーションが盛んになります。

理由はともあれ、定着してしまった風習については、これを価値的に利用していこうという姿勢が望ましいのではないかと考えます。